本日、広島市漁業協同組合・濱本代表理事組合長を訪問。(公明党 南区 渡辺こうぞう市会議員と同行)水産業の現状と課題についてお聞きする。
下記内容等説明をいただく。私の故郷八幡浜も漁港町。今、水産業に従事されている方々は燃油の高騰そして輸入水産物の進出など苦境の業界である。その中で濱本組合長はいくつもの役をもちながら、毎月「市漁協だより」の発行で組合員の知識の普及・啓発をはかっている。さらに漁場の環境保全の海底清掃・海浜清掃の実施や消費拡大の取組みとして広島市水産まつりなど将来に夢を抱ける水産業へと大変精力的に取組みをされている。
私も日本の水産業発展のため、全力で取組む事を決意する。
(下記詳細な内容)
広島市漁業協同組合は広島市の10区。組合員数 698人。事務局の職員は9名。地区内漁業の概要は平成16年度 かき養殖業が経営体数59、生産量3570トン 生産額 26億7388万円。漁撈漁業が経営体数 485、生産量234トン、生産額1億7918万円。
【日本の水産業の現状】
1.生産量・金額とも減少傾向
生産量:平成5年870万7千トンから平成15年608万3千トンに。
生産金額:平成5年2兆4888億円から平成15年1兆5908億円に。
2.漁業就業者数減少と高齢化
3.食料自給率も減少 平成15年50%ヘ
(平成5年魚介類75%だったが。)
【広島市の課題】
1.高齢化の実態と担い手不足
広島市漁業協同組合は65歳以上の高齢化は42.9%。竹原市は71.6%。三原市は69.8%と以上に高い。
2.広島市漁場環境悪化(赤潮・川の汚染)
本年度より広島湾再生会議が稼動・大田川再生プロジェクト
【漁業資源回復の各種事業】
1.教育情報(役員向け研修の実施・市漁協だより発行)
2.繁殖保護(放流・海底清掃・海浜清掃)
3.漁場管理
4.営漁指導
5.共済・労災保険
6.その他(広島市水産まつり。ひろしま朝市・植林事業)