<これまでの活動記録>
公明党の山本ひろし少子社会総合対策本部事務局次長(参院選予定候補=比例区)は11月27日、広島市西区でNPO法人「ひろしまチャイルドライン子どもステーション」の上野和子理事長と懇談した。米津欣子・広島市議が同行した。
チャイルドラインは、子どもの悩みや相談事を電話で聞き、気持ちを受け止めようとする取り組み。同ステーションは、全国64(2006年10月現在)の実施団体の一つで、広島県内の子ども(18歳以下)を対象に毎週月、木、金、土曜日の15時から21時まで受け付けている。11月6日からフリーダイヤルが設置され、現在寄せられている電話は一日平均で約50件。有料だった昨年度も年間3876件の着信があった。NTTによれば、話し中でつながらなかった分を含めると、総件数は約10倍に上るという。
上野理事長は山本氏に、いじめや虐待などのさまざまな背景から、子どもたちのSOSが多数寄せられている実態を説明。「親が子どもに向き合える時間を(政治が)保証してほしい」と要望した。一方で行政の補助がないため、スタッフはすべてボランティアで活動している上に、フリーダイヤルの代金も財源がないとして、現状の寄付金と支援会員による援助だけでは「とても賄い切れない」と訴えた。
山本氏は、「子どもが一番(優先)の社会へ、というのが公明党の活動の大前提。子どもが輝く社会をつくるため、社会全体が(子どもを)支援していかなければならない。受け皿としてのチャイルドラインの役割は本当に大きい」と話していた。
ひろしまチャイルドライン
2006年11月からフリーダイヤル スタート
毎週 月・木・金・土 15:00~21:00開設
0120-7-26266
携帯電話・PHS・公衆電話もOK!
広島県内どこからでもOK!
(2006年12月4日付 公明新聞より)