隠岐広域連合立「隠岐病院」を視察・懇談。米田副院長・田中副院長・吉田看護部長など病院の各責任者から現状と課題・要望など懇談を重ねる。公明党松江市篠原市議も同席する。
隠岐病院は12の診療科があり、病床数も150床。職員も臨時職員を含め240名の隠岐最大で中核の病院施設である。隠岐の方々にとっては命を守る灯台の役割を担ってきた。ところが、最近マスコミでも話題になったように産婦人科の医師がいない為、島でお産が出来ず本土に行く状況になっている。副院長はじめ各部長さんから、①そうした医師・看護士の確保の困難な状況。②また医師・看護士・放射線等の医療技術のスタッフの労働状況が大変ハードになっている状況。③また自治体病院の経営面が各環境の変化(報酬点数変更・薬剤費などの高騰・地方交付税措置の削減など)により経営が厳しい状況などを説明いただき、国の施策の中で離島のような地方を支えて欲しい要望を受ける。公明党としても一貫して地方の声を国政に届け取組む政党である事を医療・介護・障害者施策等の事例をあげ、お答えすると共に、こうした切実な要望への対応をお約束する。懇談会の後、病院の施設内を永海総務課長の案内で視察する。
午後からは各地域のお宅で語る会を開催。多くの方々が参加され隠岐の現状・国への要望などお聞きしながら交流をする。また記念の写真をお撮りする。隠岐の滞在は2日間であったが、離島に住む方々が大変な中頑張られている姿に感銘をうけるとともに、国が離島を含めた地方の切実な声を受止め、根本的な支援策が必要だと痛感する。中国・四国地域を担当する山本ひろしの役割また使命の大きさを実感した。何としても大勝利し皆様の声を国政に届けていく決意である。
帰り、隠岐フェリーの桟橋にはお世話になった方々が見送りにきていただき、船が見えなくなるまで手をふっておられ姿に胸が熱くなった。