岡山県瀬戸内市にある国立療養所長島愛生園・邑久(おく)光明園を地元瀬戸内市久保木市議・岡山市山田市議と初訪問。両園の入所者自治会の役員の方々とそれぞれ懇談をもつ。現在入所数は長島愛生園は404名。邑久光明園は232名。平均年齢が両園とも79歳を超えているとの事。ハンセン病の治療はほとんどの入所者は回復して不要になっているが高齢化により後遺症の疾病対策・認知症などによる介護が必要な方が増えているという。入所者の高齢化とともに、自治会の役員選任が年々困難になる状況や入所者の減少に伴う職員の減少などハンセン病療養所の将来的あり方について大きな課題を抱えている。自治会の役員の方々は国や県・市の今後の引き続きの支援を強く訴えておられた。

園内に住む方々のお宅を訪問し、お話しをうかがう。17歳の時に入所され、今83歳の男性。様々な偏見・本名を変えながら等多くのご苦労がありながら、明るく語られる姿に胸が熱くなる。90歳の女性は私を応援していただいており、「あなたの事を園の方に話しているよ。」と逆に励ましていただく。長い間、差別と偏見の中、苦難な人生をおくられてきた方々がこれからの人生が本当に幸せに暮らせるように、政治が本気で取組む必要を痛感した。



夜は備前市民センターにて公明党時局講演会が盛大に開催される。備前市・西岡市長や地元自民党県会議員や各種団体の責任者など多くの来賓も参加。公明党より谷合参議院議員が国政報告。統一地方選・参議院選への力強い出陣の時局講演会となった。