昨日と本日は香川県内を中心に訪問対話運動を進める。坂出市では私の親戚の92歳の二宮さん。住んでいるケアハウスの皆様などに支援を広げていただき、大変お元気である。また府中町の福田さんご家族。妻の親戚で享保時代から16代続く家柄。85歳・82歳のご夫妻ご一家。また高橋さん宅には近隣の皆様が集う。皆さん矍鑠とされ、本当にお元気である。住みよい安心の社会を望まれている。
昨日(9/22)は公明党香川県本部の議員総会が県本部にて開催された。その中で、「情報のユニバーサルデザインを目指して」と題して「日本視覚しょうがい情報普及支援協会」(JAVIS)能登谷副理事長が視覚障害者の情報取得の切り札としての「音声コード」についての説明・実演があった。わが国の視覚障害者は約30万人。点字を利用できない人が全体の9割を占めている。ほとんどの視覚障害者は税金や年金、公共料金の通知、行政サービス情報、医療情報などの日常生活全般にわたってその内容が分からず、著しい情報格差になっている。
そうした格差を埋める技術として日本で開発されたのが「音声コード」である。「音声コード」とは約800文字の情報を記憶できるバーコードの事。専用の「活字文書読み上げ装置」を使う事で視覚障害者は耳でその内容を知ることが可能となる。公明党の推進で、障害者自立支援法の円滑な運用を目指す特別対策(2006年度補正予算)に音声コード普及の事業が盛り込まれた。各市町村は100万円を限度に10割補助の予算化が図られ、活字文書読み上げ装置・音声コードが対象機器となった。そのため、公明党は国・地方議員が連携し、音声コードの普及に全力で取組んでいる。昨日は香川県全議員が各市町村に推進をする為に学習会がもたれた。県市町村では公文書の印刷物に音声コード・医療機関では医療・薬剤情報に音声コードを活用する等、活用の幅は大きい。今後も公明党は視覚障害者等の皆様の情報バリアフリー化を力強く推進していく。