与党原爆被爆者対策に関するプロジェクトチームの委員として、高松市の香川県原爆被爆者協議会の中西敏雄会長宅を訪問する。現在、原爆被爆者で被爆者健康手帳を取得した方は25万人。しかし原爆症認定者は約2200人。0.8%にとどまる。原爆症認定基準が厳しく、病気になってもなかなか認めてもらえていない。見直しを含めて安倍総理が初めて指示をされた状況である。中西会長は78歳。16歳で被爆。国鉄で働いており、原爆投下の翌日、広島に入ったそうである。胃がん・腸がん・くも膜下出血・目まいにより片手の切断等の事故など様々な後遺症と苦難の連続。兄が戦争で戦死。「戦争は悲惨だ。むごい。」「核兵器はなくさないといけない」原爆被爆者の皆様の思いを背に香川県の責任者を続けられている。「早く基準見直しを進めてもらいたい。」「私達には時間がないのだから」一言一言に重みと心の叫びを痛感。必ず、基準見直しをして、今困られている皆様に早く対策が取れるよう進める事を約束する。
午後は讃岐三田会(慶應大学同窓)の定例会に参加。皆様大変喜んでいただく。河野会長は私の推薦人になっていただき、尽力いただいた。同窓のありがたさを感じる集いであった。
夜は東京に移動し、東京・愛媛クラブ30周年記念式典に参加する。愛媛出身の首都圏に住む経済界の皆様が集い合う有意義な交流となった。