<これまでの活動記録>
公明党の山本博司参院議員は先ごろ、高知県土佐市内の学校法人・光の村学園「光の村養護学校土佐自然学園・特別支援学校」を訪れ、私立養護学校の抱える問題について、同校の西谷壽子校長と懇談した。これには、黒岩正好県議、中田勝利土佐市議も同行した。
1969年に開校し、障害児教育に長年にわたり取り組んできた同校は、児童を社会で自立できる人間に育てるため、全寮制で規則正しい集団生活を送るのが特徴。スポーツも活発で、身体を鍛えることも重視している。
特に、技術を習得する教育に力を注ぎ、養護学校卒業生の全国平均就職率が約20%弱という低い現状にもかかわらず、同校の卒業生は高い就職率を維持。全教員一丸となって、子どもと向き合う姿勢は大きな成果を挙げており、2005年には学校安全優良校に選ばれ、総理大臣賞を受賞している。
懇談の中で西谷校長は、「私立の養護学校は県からの補助金が少なく、財政状況は非常に厳しい。公立と私立の格差を埋めてほしい」と要望。これに対し、同校の取り組みに感銘を受けた山本氏は「私自身も含めて地元には公明党の県議、市議もいる。何でも相談してほしい」と語った。
(2007年10月23日付 公明新聞より転載)