<これまでの活動記録>

宇和島市立宇和島病院訪問
 公明党の山本博司参院議員は9月29日、病気腎移植問題で揺れる愛媛県宇和島市立宇和島病院(市川幹郎院長、21診療科、559床)を訪れ、関係者と意見交換した。これには、松本孔、木下善二郎、我妻正三の各宇和島市議が同行した。
 同病院で行われた病気腎移植については、当時勤務していた医師が25件の移植を行ったことが明らかになっている。これに関して、保険適用の不正行為やカルテの保存義務違反などについて現在、厚生労働省と県による共同監査が行われている。
 山本氏ら一行は市川院長らから、病気腎移植に関するこれまでの経過などについて説明を受けた。市川院長は国や県による監査が行われていることについて、「市民に不安を与え、責任を感じている」とし、「年間約35万人の患者を診察しており、引き続き地域医療を守りたい」と話した。
 山本氏は「市立病院は地域医療の中核施設であり、信頼回復に全力で取り組んでほしい」と語っていた。

 (2007年10月6日付 公明新聞より転載)