<これまでの活動記録>
公明党の石田祝稔衆院議員と山本博司参院議員は4日、香川県東かがわ市の横内海岸を視察し、地元住民から砂浜浸食への対策などの要望を受けた。
これには、県議会公明党の都築信行、広瀬良隆両議員も同行した。
同海岸では年々浸食が進行し、砂浜が急激に減少。応急処置として、県と市が大量の砂を埋め立てる工事を実施したものの、2年余りで再び元の姿に。現在、砂浜部分はわずかに残るのみで、防波堤のすぐ手前まで波が打ち寄せ、テトラポットも傾いてしまっている。
同地で鯛の養殖業を営む渡辺俊郎さんの養殖場では、地下の配管から海水を引き込んでいるが、浸食が原因で配管が露出してしまうなどの被害を受けている。また防波堤は、直下の砂が削られて沈下も見られ、高波発生時には甚大な浸水被害も予想されている。
渡辺さんらは「非常に危険な状態にある。不要な防波堤の撤去や砂浜のある海岸を取り戻すための対策をお願いしたい」と要望。
これに対し、石田氏らは「国と県と市で連携し、住民の不安を取り除くためにもしっかり取り組む」と述べた。
(2007年11月24日付 公明新聞より転載)