早朝の便で高松空港から東京へ。機上より富士山が見える。朝の清清しい富士山は久しぶりである。東京の参議院議員会館で午前中の仕事を終え、茨城県総合病院土浦協同病院へ公明党救急医療対策本部として視察に伺う。浜四津代表代行や地元県議・市議の皆様も参加される。藤原院長や渡部小児科部長など病院側の方より病院の小児救急・周産期医療の概要を説明を受け、意見交換を進める。
2006年の小児救急患者が2001年と比較すると20740名(1.78倍)・救急車数933(2.7倍)と大幅に増えており、小児救急医療の問題点として小児救急患者の増加・小児科医の減少と地域偏在・地域病院の小児科診療部門の縮小・撤退があげられている。それに対して土浦協同病院では小児科救急拠点病院オープンシステムとして、地域医師会所属の小児科専門医師の協力と連携で夜の19時から23時の時間外診療を実施し、地域小児救急医療の充実を図られており、大変素晴らしい事である。
その後、病院長の案内でNICUや周産期センター、ドクターカーなどを視察し、小児科救急の現場を見学する。小さな赤ちゃんが必死になって生きているNICU等尊い命を守る皆様の活動に触れ、元気をいただく。大変参考になる視察であった。