<これまでの活動記録>

食品表示の的確性のDNA分析を視察する党推進委
 食品表示に関する「偽装」問題が相次いでいることを受け、公明党食の安全推進委員会(渡辺孝男委員長=参院議員)は17日、さいたま市内にある独立行政法人・農林水産消費安全技術センターに訪れ、食品表示の分析・調査現場を視察し、関係者と意見交換した。渡辺委員長のほか、高木美智代衆院議員、西田実仁、山本博司の両参院議員、さいたま市議が参加した。
 同センターは、JAS法(農林物質規格化・品質表示適正化法)に基づき、原産地や品種などの食品表示の的確性について、DNA分析などの科学的手法を活用し検査を行っている。検査の結果、偽装の疑いが生じた場合、農林水産省からの指示を受け、事業者へ立ち入り検査を行う。また、施設内に「食品表示110番」も設置し、消費者からの相談を受け付けている。
 視察を終えた渡辺委員長は、「食品偽装問題などに対応する体制が築かれている。今後は、関係省庁の連携を強め、調査結果に関する情報共有の強化が重要」と述べた。

 (2007年12月18日付 公明新聞より転載)