<これまでの活動記録>
公明党の山本博司参院議員は18日、瀬戸内海に浮かぶ香川県坂出市の櫃石島を訪れ、島民との懇談会を開催した。これには若杉輝久・坂出市議も同行し、隣の岩黒島も含めて参加した17人の住民から、瀬戸大橋の通行料金値下げなどの要望を受けた。
同島は人口約230人で、瀬戸大橋が架かる島のひとつ。車で島に行くには、瀬戸大橋の途中にある櫃石島インターチェンジを降りて、島民や緊急車両、路線バス用の専用ゲートを通過しなければならず、一般車両は島内に入ることができない。
現在、車を所有する島民には、通常料金の半額で通行できるカードが配布されているが、それでも坂出市中心部に行くには往復で2000円程度かかる。島民は瀬戸大橋を生活道路として頻繁に使用しているため、懇談会では、「私たちにとって瀬戸大橋は生活道路。安くならないと困る」「若者は就職したら島を出ていかざるを得ない。通行料金が安くなれば、島から坂出市内への通勤もできる」など、最重要の課題として瀬戸大橋の通行料金値下げを求める声が相次いだ。山本氏は、「四国の公明党として本四連絡橋の通行料金値下げを求めているが、生活道路として利用している島民への一層の割引も要望していきたい。皆さんの声が早く届くように取り組んでいく」と述べた。
(2008年2月22日付 公明新聞より転載)