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 衆参両院は26日、それぞれ議院運営委員会を開き、政府が再任案を提示した谷公士・人事院人事官(人事院総裁)から所信を聴取し、質疑を行った。

 衆院議運委で谷氏は、公務員の不祥事が相次いでいることについて「公務員制度を担ってきた責任者として反省する」とした上で、「必要な改革の実現に努める必要がある」として再任に意欲を示した。

 公明党からは、衆院で石田祝稔氏、参院で山下栄一、山本博司の両氏が質問した。谷人事官の任期は4月4日までで、今月28日にも衆参本会議でそれぞれ再任案が採決される見通し。

 民主党は4年前に谷氏の人事官就任に反対している。

 (2008年3月27日付 公明新聞より転載)