10時から参議院本会議が開催され、日銀総裁の同意人事の採決が行なわれた。残念ながら武藤氏・伊藤氏は不同意の採決であった。
今回の民主党の対応は大事な中央銀行総裁の人事を政局がらみで判断しての行動に大変見識を疑う。
ほとんどの朝刊の社説は日銀人事の民主党の対応への批判であった。例えば、日経『「不同意ありき」の民主党は無責任だ』。朝日『腑に落ちぬ不同意の理由』産経『政治不況の引き金を引くな』毎日『「採決棄権」も民主の選択肢だ』等等。
今のような政府・与党を窮地に立たせるという政局に絡ませる民主党のやり方は世論からも見放され、ひいては参議院無用論になってしまう事を大変危惧する。
午後には公明党障害者福祉委員会が開催された。『「心身障害者扶養共済制度」の年金請求が遅れた場合の取り扱いの変更について』、今回公明党の取組みにより、制度の変更がはかられ、『過去3年分を超える年金も含めて年金を満額支払う』事となった。
その御礼も含めて、上田札幌市長などが訪問。懇談を進めた。
受給者が知的障害者等であることから、年金請求が遅れる事例が生じやすい。平成16年に418人の年金請求が遅れており、そのうち3年を超えて遅れた人は147人(札幌市が1番多かった)。今までの制度では時効のため、満額請求はされなかった。そうした現場の声を公明党がすぐ取り上げ、国会等で質問をし、実現となった。札幌市長は素早い公明党の行動に大変感謝され、これからも弱者の視点の取組みに期待をされていた。ネットワーク政党公明党の強みである。
明日から参議院予算委員会の審議が始まる事になった。2日目の14日(金)公明党の2番手で質問に立つ事が決定した。時間は15時頃から16時頃の間の17分くらいとなる。NHKでのテレビが放映されますので、応援宜しくお願いします。