<これまでの活動記録>
「公明党の努力に対して、御礼を申し上げに来ました」――12日に衆院第1議員会館で開かれた公明党障害者福祉委員会(高木美智代委員長=衆院議員)に、北海道から上田文雄・札幌市長が訪れ、謝辞を述べた。
上田市長の訪問は、厚労省が11日に、心身障害者扶養保険の年金請求が遅れた場合でも、本来支払われるべき年金を満額支給するよう全国の自治体に対し通知したことを受けてのもの。これまでは、請求が遅れた場合、過去3年分を超える年金は失効となっており、年金の一部を失効していた心身障害者は全国で147人、特に札幌市では36人に上っていた。
今回の見直しは、先月4日に涌井国夫・札幌市議が党本部に意見・要望書を提出したのを受け、党障害者福祉委員会が国に働き掛けたほか、桝屋敬悟衆院議員が同27日の衆院予算委員会分科会で取り上げ、「改善策を講じるべきだ」と訴えるなど、国会議員と地方議員の連携プレーで実現した。
会合には、福島豊社会保障制度調査会長、渡辺孝男厚生労働部会長、高木委員長、桝屋氏、丸谷佳織の両衆院議員、山本博司参院議員が出席し、和やかに懇談した。
(2008年3月13日付 公明新聞より転載)