愛媛県八幡浜から車で徳島県に移動。鳴門市地域地場産業振興センターにて「平成19年障害者在宅就業支援セミナー」が開催された。
主催はNPO法人「JCIテレワーカーズ・ネットワーク」(理事長 猪子和幸氏)。後援には徳島県、鳴門市、徳島県身体障害者連合会などの各障害者団体、徳島新聞社などの各マスコミなどである。
大勢の障害者の自立を目指される関係者が参加されていた。その中には徳島県障害者連合会 原理事長はじめ顔見知りの方々や公明党から長尾県代表や地元市議も多数来られており感謝。
セミナーのサブタイトルには「チャレンジドの社会参加と就業を目指して」とあり。午前中には「映像でたどるJCIの動き」と題して四国放送やNHKで放映された内容が紹介された。
午後からは私が講師となり、基調提言として「障害者福祉政策の現状と課題」の内容で1時間、講演を行なった。
自己紹介では何故政治の道に進んだのか?障害の娘を通じての体験を披露した後、
1.障害者自立支援法の仕組み
2.与党の障害者自立支援のPTの報告の内容
3.障害者自立支援法の抜本的見直しに向けた緊急措置
4.就労支援
5.ユニバーサル社会 についての内容で取組についての報告をする。
特に就労支援で厚生労同委員会で質問した2点(民間と官公需)の内容が、「障害者の働く場に対する発注促進税制」「障害者支援施設の随意契約の範囲見直し」として実現した事をお訴えする。またJCIの素晴らしい活動について先日の予算委員会や厚労委員会でも紹介した事などお話しする。
その後、パネルディスカッションの8人のパネリストとして障害者在宅就業について2時間。JCIの猪子理事長の進行で、それぞれの活動を紹介しながら、討議を進めた。会場からの質問・意見をいただきながら充実した内容で16時30分まで行なれた。
在宅就業障害者支援制度について300名以上の企業を中心になっており、中小企業についての支援についてはカバーされていない事。官公需や民間企業の仕事の発注状況がまだばらつきがあり、厳しい現実がある事。また障害者の皆様からの自立支援法の中での個別の課題などお聞きする。
今後の障害者の在宅就業の支援について、大変参考になった。今後とも障害者の皆様の支援の推進が出来るよう取り組んでまいりたい。