昨日夜9時26分に高松駅を出発し、寝台車(サンライズ瀬戸号)で東京駅に着いたのが早朝7時8分。雨の東京駅であるが、そのまま国会のある参議院会館に向う。
今週は大きな山場の国会となる。厚生労働委員会も開催され、舛添大臣の所信の一般質問となる。日時は未定であるが、私も質問に立つ予定である。準備を進めてまいりたい。
夕方から「ユニバーサル社会の実現をめざすシンポジウム」が都内ホテルで開催された。
主催は社会福祉法人「プロップ・ステーション(理事長竹中ナミ氏)」と読売新聞東京本社。後援に米国防総省、在日米国大使館、内閣府、外務省、厚生労働省、防衛省、総務省、国土交通省、文部科学省、社団法人「日本経済団体連合会」、日本放送協会(NHK)など。
最初に主催者竹中理事長からの挨拶が。来賓挨拶として福田総理からのビデオメッセージに続き、公明党から太田代表の心にしみる挨拶があった。
またシーファーアメリカ駐日大使の挨拶の後、基調講演として米国防総省電子調整プログラムCAP理事長「ダイナー・コーエン氏」が来日し、話された。
ダイナー・コーエン理事長は障害を持つ人々(チャレンジド)への政策、電子調整を行うとともに、アクセシビリティ及び情報技術(ICT)を駆使し、チャレンジドの可能性及び就労などを開拓する国際的な権威の方である。
障害者への支援が厚労省ではなく、国防省なのには大変驚く。最高の技術力を駆使して障害者への支援に取組むアメリカのすごさを痛感すると共に情熱的に話すダイナー理事長に元気をもらう。
パネルディスカッションの講師はダイナー・コーエン氏、石破防衛大臣、浜四津参議院議員(与党ユニバーサル社会プロジェクトリーダー)、財界より紀陸孝氏(日本経団連専務理事)・弁護士の大平光代氏など各界の多彩なリーダーたち。進行は竹中ナミさんで、ユニバーサル社会実現へそれぞれの体験など語りながら、活発な討議が展開された。
最後に「ユニバーサル社会基本法の制定に向けて」ー元気な日本を創ろうーを全員で採択した。
レセプションでは障害者の皆様や支援する方、行政、マスコミ等ユニバーサル社会実現に取組まれている関係者がダイナーコーエン理事長や竹中ナミ理事長を囲みながら、交流を深める。
愛媛県からも木村県議・NPO法人の佐伯氏が合流する。大勢の善意ある情熱が必ず、ユニバーサル社会基本法の制定となり、元気な日本を創れるよう、私もナミさんたちと頑張る事を決意する。