国対役員会の後、10時より超党派のハンセン病議員懇談会総会が開催された。
最初に議員懇談会の津島会長(自民党)からの挨拶の後、全国から集われた代表の方から意見をお聞きする。
・全国ハンセン療養所入所協議会(宮里会長)や各療養所入所自治会の代表(11人)よりそれぞれの各入所自治体の現状と将来構想について切実な声を話されていた。
宮里会長は全国で「2800名をきる状況の中、平均年齢80歳を超え、毎年200人以上の方が死去する入所自治体ではこれからどうして行くか不安がつのる。是非、ハンセン病問題基本法の制定をお願いし、将来への安心を提供して欲しい。」と訴えられた。
私の地元香川の大島青松園の入所自治会の森和男会長からも、現在127名の入所がいるが、減少が著しく、唯一の離島の為、今後の将来が心配。特に3名の医師が辞められた場合の医師の補充などの医療機関の支援に懸念されていた。
岡山にある長島愛生園の高瀬会長や邑久光明園の屋会長からも皆様が安心して生活できるハンセン病問題基本法の早期制定を望まれていた。
ハンセン病本題基本法に対する意見として(ハンセン病療養所施設長協議会として)
1.一般住民への解放は「どの範囲まで行なうのか?」など入所者の意見を聞いてもらいたい。意志統一が大事
2.医師・看護師・介護員の確保の義務化をうたう
3.当事者の意思の尊重をはかり施策を決めてほしい等の意見があった。
私も公明党を代表して挨拶をする。
「①大島青松園・長島愛生園・邑久光明園を訪れ、皆様の声を聞いている事。
②公明党としてPTとして坂口元厚労大臣を中心にヒアリングをしながら進めている。
③来週、大島青松園に再度訪問し、直接入所者の方からもお聞きすると共に.本日の意見・要望をしっかり反映していく事の内容である。」
今後とも入所者の皆様が安心して生活できる対応を進めてまいりたい。
午後には離島の要望を携えて来られた方々と懇談する。香川県小豆島・島根県隠岐の島、長崎県・沖縄県・北海道などの代表の皆様。離島のガソリン価格が本土と比較し高い現状や様々な点での格差是正についてお話しを伺う。公明党の離島振興対策PTの事務局長としても、離島振興に尽力をしてまいりたい。