<これまでの活動記録>
公明党ハンセン病対策検討プロジェクトチーム(PT、座長=坂口力副代表)は10日、参院議員会館で会合を開き、全国ハンセン病療養所入所者協議会(全療協=宮里光雄会長)の代表と会い、国立ハンセン病療養所の将来計画などについて意見交換した。山本博司参院議員が同席した。
宮里会長はハンセン病基本法の制定を要請するとともに、療養所の入所者の平均年齢が79歳と高齢化している点に触れ、「入所者が安心して、生きていてよかったと実感してもらうために、療養所を一般市民と共生できるような施設に造り替えてほしい」と述べた。
坂口副代表は「たとえ最後の一人になっても、患者さんが療養所で安心して暮らせるように努力する」と強調した。
(2008年4月12日付 公明新聞より転載)