夢の架け橋とうたわれた本四架橋。そのトップを切り、1988年4月10日瀬戸大橋が開通して20年。本日「瀬戸大橋開通20周年記念式典」が香川県坂出市与島町の瀬戸大橋与島パーキングエリア 与島プラザにて盛大に開催された。
主催者挨拶に岡山県石井知事・香川県真鍋知事・本州四国高速道路(株)伊藤社長から挨拶。
また来賓挨拶(江田参議院議長・平井たくや国土交通副大臣)に続き、来賓が紹介。私も地元国会議員として壇上で紹介される。
20周年記念の文芸作品コンクール表彰式が俳句・川柳・和歌の分野で表彰された。
その中に、倉敷市の宮脇孝治君(岡山後楽館高校)が「瀬戸大橋開通20周年記念事業岡山県実行委員会会長賞」の川柳・高校の部で表彰された。
「海の音 白波似合う 瀬戸の橋」との風情ある川柳。お父さんと一緒に参加されておられ、記念の写真を撮る。
この1年半、中国と四国を往復する中、いつも瀬戸大橋を通る度に、美しい瀬戸内海に心を癒され、瀬戸大橋の雄大さに胸躍らせた。
3橋開通が四国にもたらした大きな変化は人と物の流れといわれる。瀬戸大橋開通前は輸送人員は3300万人から5000万人を超えている。JR瀬戸大橋線も現在年間800万人を運ぶ。(ちなみに宇高連絡船利用者は430万人だった)
ただ課題も多い。通行料金が通常の高速料金とあまりにも高い点である。今、社会実験で料金割引で対応しているが、利用の足かせになっている。また4県連携の相乗効果で観光の活性化などオール四国で情報発信をしながら、進めていく必要がある。
午後より観音寺市に移動。地元安藤・石山市議と地元企業などを訪問、要望などを伺う。
(株)四国工芸社では、今井社長の案内でしこく彫で有名な漆器について工場・ショールームなど見学する。地域に根ざす企業の取組みをお聞きするとともに公明党の地中小企業支援策をお話しする。
また医療法人社団「みとし会」クリタクリニック大西会長。医療法人「清和会」清水病院 清水名誉院長。NPO法人「松美会」華の杜デイサービスセンター岡田代表など医療・介護分野の取組みについて、直接現場の皆様の生の声をお聞きする。貴重なご意見をお聞きし、厚生労働委員会委員としても活かしていきたい。
観音寺市内では街頭演説も実施。道路特定財源・後期医療制度などの今の国政報告を行なう。車からの手をふっての応援に元気をもらう。
夕方以降は三豊市へ。地場産業で頑張られている経営者宅を訪問・懇談を続ける。