朝8時より障害者福祉委員会が開催された。障害者団体からのヒアリングで要望や課題となった点について厚生労働省の関係部局からヒアリングを受ける。
1つは「生活保護の移送費についての見直し」である。
滝川市での2億4千万の不正な受領が契機となったが、障害者や本来の利用者が一律、削られる事のないように配慮する通達等出している旨の説明がある。きめ細やかな対応と支援策が大事である。
2つは「疾患別リハビリテーション料の見直しについて」である。
①平成18年度改定後は、医療保険のリハビリを受けていた人は算定日数上限(脳血管
疾患等リハビリテーションの場合 180日)を超えると、改善が期待できない場合は介護保険によるリハビリに移されていた。しかし急激な変化で困られる方が多いため、
②平成19年度の改定で、リハビリテーション医学管理料を新設し、医師が効果がある
と認めた場合に制限日数が緩和されるようになった。
③さらに平成20年度の改定では、さらにあらため、医師が効果があると認めた場合、算定日数上限後でも1月あたり13単位までならば日数の制限がなくなった。
厚生労働省は、以上のような改定によって制限日数が緩和され、医療保険のリハビリが受けやすくなっていると主張しているが、障害者団体からは元の日数制限はなくしてほしいといっている。「リハビリ難民」の解決に向けさらなる改善が必要であろう。
10時より本会議が開催され、衆議院送付の「日本とアメリカのおもいやり予算に関する法案」の討論が与野党からあり押しボタンでの採決となった。野党が多数のため、否決された。衆参で採決が分かれた為、両議院協議会等を経て、衆議院優先のため、最終的には可決された。その他昨日厚労働委員会で可決された「新型インフルエンザ対策法」など4本の法案が可決された。
山口2区補選の投票日まで後2日。激戦の主戦場岩国に出向き、逆転への支援の活動を進める。 昨年支持していただいた方々の御礼も含めて、与党候補への応援へ。あともう一押し。明日も終日駆け巡り、大逆転へ。