朝9時15分国対役員会。9時30分全員協議会。9時40分議院運営委員会。10時本会議と水・金曜日は本会議があると分刻みのスケジュールとなる。
本会議は昨日経済産業委員会で可決された「中小企業承継の円滑化法案。」そして農水省の「森林の間伐の実施促進法案」の2本。全会一致で可決された。
午後13時30分には「NPO法人ジストニア友の会」の佐藤治子副理事長が要望書を持参され、ジストニアの皆様の声と要望をお聞きする。香川県の友の会の宮口さんからの紹介で来られたが、難病としての社会的認知が低く、多くの患者の皆様が苦労されており、大変な状況を改めて再認識する。具体的な請願としては
1.ジストニアの難治性疾患克服研究事業指定
1.ジストニア患者が障害者として認定されるための身体障害者手帳・障害者年金の障害認定基準の改定
1.ジストニア治療の健康保険適用拡大など治療環境の改善 である。
国内患者数2万人といわれているが、実数はその2倍の4万人に近いとの見方もある。NPO法人として4年目。全国より150人の患者が参加されているが、多くの課題と困難の中、真剣に取組まれている。出来うる限りの支援をしてまいりたい。
15時には知的障害者(社団法人)「全日本手をつなぐ育成会」副島宏克理事長・大久保常明常務理事が来訪。「障害者虐待防止法」早期制定への要望書を持参され、懇談を進める。
「全日本手をつなぐ育成会」からの依頼で定期機関紙「手をつなぐ」4月号に私の手記(障害の娘が教えてくれた使命の人生)が掲載された。その話題などを含め、今回の要望書の内容について意見交換をする。
高齢者虐待防止法や児童虐待防止法が作られたが、障害者への虐待防止法は現在法制化されていない。知的に障害がある事で、自らの身を守ることができず、被害を受けた事を訴える力も不足している。知的障害者への虐待事件は毎年何処かで発生をしている。
現状について、是非「障害者虐待防止法」の早期制定を強く要望された。
今、公明党としても障害者福祉委員会で「障害者虐待防止法」についてヒアリングや検討を進めている事を説明し、早期実現に全力で取組む事をお約束する。
夕方東京駅から新幹線に乗り、香川県へ向かう。土・日は四国を廻る予定である。