8時30分に「医療制度委員会」が開催。太田代表・北側幹事長・斉藤政調会長を中心に現在大きな話題になっている長寿医療制度について全国の地方議員の皆様の意見をまとめた内容について福島委員長より説明を受け、意見交換をする。
太田代表からも
1.保険料の減免について低所得者の負担軽減へ9割削減を軸に拡充につとめる
2.世帯単位の軽減策を個人単位に転換について検討したい
3.天引きについて、現在18万の年金額以下の方は天引きしないという事になっているが、天引き免除者の拡大が大幅にできないか最終のつめをしている
4.終末期相談支援料の見直し、人間ドックの助成継続、かかりつけ医の医師会の協力要請など、本日の議論を参考に運用の改善に努めたいとの話しがある。
国対役員会・議院運営委員会・本会議・議院運営委員会の後、太田代表の記者会見に広報局次長として同席する。
太田代表からの記者会見の内容の骨子は下記。
1.本日10時45分に浜四津代表代行などが官邸に行き、総理にクラスター弾禁止条約制定の申し入れを行なった。クラスター爆弾の禁止について日本として、政府として強い姿勢を示すべきとの公明党の姿勢を申しいれた。
2.長寿医療制度について本日党としても協議し上記のような運用の改善を早急につめ、来週にも党として発表したい。
3.【記者との質疑で長寿医療制度について】
Q:民主党が廃止法案を本日出すことについて?
A:明確な対案も出さないで、批判の多かった老人保健制度にただ戻すとういには、あまりにも無責任。
1.老人保険制度では市町村の合計3000億の赤字が出て、破綻し持ちこたえられないとの声より、根本的に制度を維持しようとの背景が議論のスタート。
2.平成12年に共産党以外の全ての政党が賛成して参議院で付帯決議をつけ、民主党も賛成した。正確にいうと「抜本改革の重要な柱である老人保険制度に代わる新たな高齢者医療制度の創設については早急に検討し平成14年に必ず実施すること」とかなり強い言葉で付帯決議がなされている。
3.民主党のマニフェストにも高齢者医療制度の創設を明確にかかげておきながら、「今まで2年間何も言わないで突然騒ぎ出すのは何事だ」と巷にいわているが、現時点でただ廃案だけという法案を出すという事は極めて無責任と申し上げたい。
その後、浜四津代表代行・山口外交安全保障調査会長の記者会見にも同席する。
浜四津代表代行は先ほど官邸に出向き、福田総理にクラスター爆弾禁止の申し入れを行なった様子をクラスター爆弾を手にとりながら、話される。
クラスター爆弾は1つの親爆弾の中に、数百の子爆弾を内臓し、投下されると子爆弾を広い範囲に撒き散らすクラスター爆弾は不発弾が一般市民、子どもへの被害が大きいなど、非人道的側面が大きい。
クラスター爆弾禁止条約締結に向けての、国際社会の合意形成のためにも、日本が主導的役割を果たすよう、総理の政治決断を求める内容の申し入れである。
『福田総理からは「いろいろ難しい問題もあるが、踏み込んだ対応が必要だ」「この問題は私が軟着陸させるので、少し時間を頂きたい」と前向きな対応であった。』
今後、「平和の党」公明党として禁止条約締結に向け、さらに全力で取組んでまいりたい。
午後「沖縄及び北方問題に関する特別委員会」に出席。高村外務大臣・岸田担当大臣に対して各党からの質疑が行なわれた。
夕方の新幹線に飛び乗り、マリンライナー経由で高松に深夜到着する。車中、ブログや長寿医療制度など来週からの国会攻防戦の研鑽に努めた。