国対役員会の後、太田代表中心に全議員総会が開催。終盤国会の取組みと本日告示の沖縄県議戦支援の内容であった。

クラスター弾全面禁止へ!浜四津代表代行

またアイルランドのダブリンで開催された国際会議でクラスター弾の実質全面禁止の条約文が合意・採決された事で本日のマスコミでも『日本政府の方針転換・福田総理も禁止の決断』一斉に報道。これも浜四津代表代行が23日総理に全面禁止を求めた事など平和の党・公明党の一貫した戦いであり、大いに平和実現の公明党を語ろう!との話しであった。

10時の本会議では衆議院から送られてきた「国家公務員制度改革基本法案」の趣旨説明があった。公務員改革を1歩前進させる法案であり、今後委員会で議論する。


舛添厚生労働大臣に申し入れ


「新雇用戦略」強化について懇談


舛添大臣に申し入れ


本会議終了後、舛添厚生大臣へ「新雇用戦略」の強化に関する申し入れを公明党として行なう。

本年4月に経済財政諮問会議において示された「新雇用戦略」は、今後3年間を「集中重点期間」として2010年までの具体的取組みと各分野の数値目標が示されているが、公明党は更なる施策充実のため、労働政策委員会等で議論を重ねてきた。本日大臣に以下のポイントの施策強化を要望した。

1.「ジョブカード」制度の整備・拡充
2.仕事と生活の調和が図れる環境整備の充実
3.非正規労働者の正規雇用への移行支援の充実

舛添大臣は公明党の取組みに関して感謝と共に施策充実に全力で対応する旨の話しがある。


厚生労働部会


フェニルケトン尿症(PKU)親の会の方々から説明を受ける


14時には厚生労働部会。フェニルケトン尿症(PKU)親の会の方々より困られている実情と要望について説明があり、意見交換を進める。最初に医学博士で女子栄養大学大学院の大和田操教授からフェニルケトン尿症・メープルシロップ尿症についてと追跡調査について説明がある。
フェ二ルケトン尿症とは先天的な酵素の異常によって、フェニルアラニンの代謝が阻害される疾病であり、アクロニムのPKUで呼ばれる事もある。早期に適切な治療をしないと精神遅滞を引き起こす。治療をしていないと女性の方は妊娠の子供が知的障害が生まれる可能性高い調査との事。

PKU親の会連絡協議会の方達より食事療法での医療費(ミルクの薬価の大幅改定)の切実な声を聞く。
フェニルケトン尿症用の場合、9.20円→14.70円/g 一ヶ月当り39600円の値上げ(3割負担で11880円)
メイプルシロップ尿症の場合、8円→51.80円/g  一ヶ月当り315360円の値上げ(3割負担でも94600円)

1ヶ月に数十万のミルク代を払わねばいけない現実。涙ながらに訴えられる親の方の思い。20歳以降も安心して治療(食事療法)を受けられる環境の整備が必要であると痛感した。


中川先生と(事務所にて)

15時からは東京大学医学部付属病院 放射線科准教授で緩和ケア診療部長の中川恵一先生が事務所に来訪され、マンツーマンで「がん大国ニッポンはがん対策後進国」について、判りやすい説明をしていただき、感激する。

世界一のがん大国日本、がん対策基本法が07年から施行され、遅れていた化学療法、放射線治療や緩和ケア、がん登録などの話しについて、一番身近に取組まれた中川先生。気さくで誠実な人柄に、清清しい一時であった。


新幹線車中でPCでプログを

夕方の新幹線で四国高松に戻る。車中、ブログと共に長寿医療制度「廃止法案」への質問への研鑽にあてる。