8時30分から厚生労働部会で「母子家庭への就労促進法案」について説明があり、意見交換を進める。
10時から18時近くまで、厚生労働委員会が開催され、野党提案の「長寿医療制度廃止法案」の審議を進めた。約35分の質問をする。
長寿医療制度については今後の高齢社会を見据えたもので、制度の骨格を維持すべきである。その上での運用の改善を今後、早急に対応する必要がある。
その上で今回の野党提出の廃止法案は、対案も示さず、従来の問題の多い老人保健制度に戻せとの大変無責任な法案である。
さらにこの法案が成立しても制度は廃止にならず、政府が必要な法整備や財政的措置を講ずるという政府への「丸投げ」法案のひどい内容である。
そうした点を1つ1つ事実関連を確認しながら野党を指摘する。
また今まで老人保健制度の抜本改革に積極的だった民主党がここに来て心変わりした言動の矛盾点・スケジュールや財源・対案も出さない無責任さを徹底して糾弾する。納得のいく答弁もなく、ただ政局優先のパフォーマンスのみの法案で憤りさえ感ずる。
この後、民主党委員長の独断での強行な参考人質疑が決められた。数の多数で押しきるという、良識の府、参議院が泣く民主党の横暴である。
夜は目黒区の区議の皆様達との懇談を進める。