8時30分から外交部会が開催。「ガス田・日朝協議」について外務省から説明を受ける。
「東シナ海における日中間の協力について」では北部海域の共同開発や白樺(中国名春暁)ガス田の日本法人の参加など中国との懸念された東シナ海の境界画定が実現するまでの過渡期の期間での協力体制が合意した内容である。共同開発のガス田は白樺以外に翌檜(あすなろ)も含め2箇所。
ガス田問題は2004年に問題が発覚してから約4年を経て決着となった。
今後の東シナ海を平和・協力・友好の海とするために、日中双方が協力する事で一致した事は第1歩であり、有意義な事である。今後も引き続き粘り強い協議の継続が大事である。
日朝実務者協議の概要は昨日も外務省の方と意見交換をした内容である。
北朝鮮側の従来「拉致問題は解決済み」の立場を変更して、拉致問題解決へ具体的行動を今後とるための再調査の実施の約束。さらに「よど号」関係者の引渡しも含めた協力を約束した。これは9ヶ月間進展のなかった日朝間の「一定の前進」については理解できるが、ただ今まで再調査といいながら、裏切られている状況について、そのまま信用出来ないのも事実である。
家族会は経済制裁の解除は時期尚早との声もあり、今後の交渉を注意深く見ていきたい。