高知市からいの町に移動。いの町は高知県中央部に位置し、人口約2万7千人。土佐和紙が有名である。本日は地元企業・福祉団体など地元北岡町議・大原町議と共に訪問・懇談を進めて行く。
NPO法人「ら・ら・ら会」は障害者通所施設「作業所ら・ら・ら」を運営されている。12名の障害者の方々が軽作業を中心に取組まれていた。早藤久美子理事長から説明を受け、見学をさせていただく。いの町の「手をつなぐ育成会」が母体で運営してきたが、平成19年にNPO法人の資格をとり、「利用者が自立した日常生活が営まれるような支援や一般就労が出来る支援など」懸命な取組みをされている。
工賃アップを目指し、新規事業である豆乳入りたこやきの販売なども挑戦。障害者支援の充実を要望される。
また介護老人福祉施設いの町立特別養護老人ホーム「偕楽荘」を視察。堀地所長の説明を受けながら見学。90名の定員は満杯。待機者が120名以上との事。109歳の男性もおられ、高齢者の増加による介護の現場も大変である。
さらに社会福祉法人「はってん福祉会」あいの保育園におじゃまし、大切な子ども達の保育の現場を見学。土居理事(いの町議会議長)・和田園長からお話しをお聞きする。障害児も受入れており、障害児支援が出来るよう、保母さんたちへの研修などの充実を要望される。
途中、いの町役場を訪問。塩田町長・小松副町長などと懇談。特に3月の予算委員会で私が質問した地方の格差について、地上デジタルやブロードバンド環境整備などについて、町の取組み状況をお聞きする。質問をした事で地方はやり易くなるため、是非今後とも地方の応援をとの要望を受ける。
また3箇所での街頭演説を実施。10時20分にはサンシャイン枝川前。12時30分からは町役場近くのサニーマート前。どの場所にも支持者の皆様が最後まで熱心に聞かれていただき、感謝。
14時30分からはサンプラザ前には土佐市中田議員も加わり、公明党の街宣カーで実施。暑い日差しを受けながら「長寿医療制度・学校耐震化対策・地方の活性化など」30分近く公明党の取組み・実績を訴える。
その後、夕方近くまで、緑の山々や清流の流れる仁淀川など自然満載のいの町全域をまわる。多くの方たちとの交流を深めた日となった。