原爆投下から63年を迎えた6日朝、平和記念公園で、原爆死没者慰霊式・平和祈念式(平和記念式典)が午前8時から営まれた。
「一瞬にして広島を破壊し、14万人の犠牲者をだした原爆。被爆者健康手帳を持つ人は今年3月末で24万3692人。平均年齢75.1歳という。」厳粛な日である8・6を大勢の人達が早朝から集われていた。公明党から浜四津代表代行・斉藤環境相・谷合参議院議員が参列する。
式典では、市長と遺族代表がこの1年間に亡くなった方など5302名の名前を加えた原爆死没者名簿を原爆慰霊碑に納めた。原爆投下時刻の8時15分平和の鐘を鳴らし、1分間の黙とう。
市長の平和宣言に続き、こども代表の小学6年の2人が「平和への誓い」。「私たちは次の世代の人たちに、ヒロシマの心を伝えます」との大変心にしみる誓いであった。
福田首相からは「非核3原則を堅持し、核兵器の廃絶と恒久平和実現へ国際社会の先頭に立っていくことを誓う」と宣言。全員で広島の歌を合唱し、終了した。
大変厳粛な気持ちになると同時に「恒久平和目指し、核廃絶に取組む事を改めて決意した。
その後9時から、財団法人「広島県動員学徒等犠牲者の会」主催の原爆追悼式に参列し、献花。
平和公園の敷地では平和の祈りと集いがいたる所で開催され、平和一色。
10時からは、広島県被団協主催の被曝63年原爆死没者追悼慰霊式典に斉藤環境相とともに参列。皆様の前で挨拶をする。
皆様に安心していただけるよう、与党PTの一員として被爆者援護策の充実を含め、核廃絶に全力で取組んてまいりたい。