<これまでの活動記録>
広島は6日、63回目の「原爆の日」を迎えた。広島市中区の平和記念公園では市主催の「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(平和記念式典)が営まれ、被爆者や遺族、市民、福田康夫首相、斉藤鉄夫環境相(公明党)ら約4万5000人が参列した。
公明党から、浜四津敏子代表代行をはじめ、谷合正明、山本博司の両参院議員、日下美香、田川寿一、栗原俊二の各広島県議、星谷鉄正、平木典道、渡辺好造、原裕治、安達千代美、碓氷芳雄、西田浩、米津欣子の各広島市議が参列した。
式典は午前8時に始まり、この1年間に死亡が確認された5302人の名前を記した原爆死没者名簿2冊を秋葉忠利市長と遺族代表が慰霊碑に納めた。名簿は計93冊、死没者は25万8310人となった。
原爆投下時刻の同8時15分、「平和の鐘」が打ち鳴らされ、参列者が1分間の黙とうをささげた。
秋葉市長は平和宣言を読み上げ、「核兵器は廃絶されることにだけ意味がある」として、廃絶を求める者が多数派だと強調。
続いて子ども代表の広島市立幟町小6年今井穂花さん(11)と同市立吉島東小6年本堂壮太さん(12)が「平和への誓い」を朗読、平和な世界をつくるため「私たちは原爆や戦争の事実に学び、次の世代の人たちにヒロシマの心を伝え、世界の人々に平和のメッセージを伝える」と誓った。
福田首相は「今後も非核三原則を堅持し、核兵器の廃絶と恒久平和の実現に向け、国際社会の先頭に立っていく」と述べた。
(2008年8月7日付 公明新聞より転載)