<これまでの活動記録>

渡辺副大臣(左端)に要望する山本氏(左から2人目)と患者団体=22日 厚労省
 渡辺孝男厚生労働副大臣(公明党)は22日、厚労省で脳脊髄液減少症患者支援の会の川野小夜子さんと同会子ども支援チームの鈴木裕子代表から、労災保険認定基準の見直しを求める要望を受けた。公明党の山本博司参院議員、赤間正明・千葉県議らが同席した。

 この中で、川野さんと鈴木代表らは、労災保険の認定について、事故との因果関係が確認された場合、どのような病名でも救済措置が取られるが、同症では認定されない点に言及。そして、今年7月に交通事故と脳脊髄液漏れの因果関係を認めた東京高裁判決を紹介し、「認定基準の見直しが急務」と強調し、改善を求めた。
 渡辺副大臣は、要望に理解を示し、できる限りの対応を講じる考えを伝えた。

 (2008年8月23日付 公明新聞より転載)