午後からは新居浜市の農業・漁業の中心者・現場の皆様と交流を深めた。
平成15年開設された農産物直売所「あかがね市・四季菜広場」を見学。地元農家の登録は開設当初の倍の242人となり、活況を呈していた。
その後、新居浜市農業協同組合を訪問。佐々木新居浜市長から挨拶があり、JA新居浜市代表理事 原組合長・代表理事近藤専務・地元農家の代表として久枝氏(水稲・野菜)・三船氏(畜産)が実情を訴える。
・昨年からの値上りが肥料60%・飼料50%・A重油60%。原油高や肥料・飼料の値上りが農家を直撃している危機的状況を打開してほしい。
・新居浜市は小規模零細農業が多く、兼業農家も多い。政府の政策ではこうした方々がカバーされていない。
・組合員8900名(正会員3500名)高齢化・担い手不足など農業で生活できる環境を等など。
石田副大臣からは緊急支援策を補正予算でとる事と食料自給率50%目指し、抜本的な対策をうつ事などの話しがある。私も愛媛出身議員として皆様の声を国政につなげて行く事などお話しする。
続いて新居浜市漁業協同組合へ。沢津漁港を見学。近藤新居浜漁協組合長・佐々木市長が案内して説明いただく。
近藤新居浜漁協組合長、白石大島漁協組合長・白石垣生漁協組合長・岡部垣生南部組合長、宮崎多喜浜漁協組合長など5つの組合関係者が参加。
市漁業の現状・副大臣への陳情と続く。
・組合員数や漁獲高の大幅減少(現在5組合の合計268人)特に東予地域の支援を。
・魚価の低迷・燃油高騰・後継者の問題など課題の対策を。
・今回の燃料の緊急支援策も活用できるよう、簡素化の手続きを。等など
「漁港町(八幡浜市)に生まれた1人として、漁業の発展のために、頑張っていく事」を話す。
夕方、四国中央市の富郷町へ。銅山川の清流と山々の深緑が織りなす素晴らしい景色が眼前に。山々の細い道を上がり、合田さん宅を訪問。76歳のお母さんが出迎えてくれる。また地域の方々とも交流。帰路、瀬戸内海の夕焼けが美しい。