本日は参議院で浜四津代表代行が登場。さわやかで凛とした姿勢で代表質問に立つ。
「行政のムダ削減・定額減税及び臨時福祉特別給付金の実施規模・高齢者が安心して暮らせる社会構築・子育て支援・地球温暖化対策・クラスター弾禁止条約署名批准の取り組み・核廃絶のためのヒロシマ・ナガサキプロセス」などの角度から質問。
麻生総理からは公明党の果たしてきた役割を強調しながら、明快な答弁がある。
12時には「日本がん楽会」中原会長「市民のためのがん治療の会」會田代表・医学博士内山准教授等と渡辺厚労副大臣に「多発性骨転移の疼痛緩和のためのストロンチウムー89(Sr-89)による内部放射線治療に関する要望書」を持参する。
がん再発や転移とがん治療の進歩により生存期間が延長するため、骨転移を生ずる症例が増加している。疼痛に苦しむ患者に対して鎮痛薬と外部放射線治療が大きな役割を果たしてきたが、昨年ストロンチウムー89(Sr-89)による内部放射線治療が可能となった。しかしまだ診療報酬上の加算はなく、設備も少ない状況にある。
要望は
1.医療機関の負担とならないように放射線安全管理料など診療報酬上の加算を行うこと
2.全国のがん拠点病院でもストロンチウムー89(Sr-89)による内部放射線治療が受けられるようにする事である。
渡辺副大臣からは351の拠点病院の内43病院(12%)しか、対応されていない状況打破など皆様の声を前向きにお聞きする旨の話しがあった。是非迅速な対応をお願いする。
夕方には障害者スポーツ推進委員会の第1回目が開催された。障害者スポーツ推進委員会は浜四津代表代行が委員長・松あきら参議院議員が副委員長で私は事務局次長を担当させていただく。
本日は「北京パラリンピック報告並びに障害者スポーツの現状と課題」の内容である。
出席者は、「日本障害者スポーツ協会」北郷会長・岩坪常務理事・「北京パラリンピック日本選手団」大久保団長・中森副団長と選手団の北京パラリンピック日本選手の主将を務めた京谷和幸氏(車椅子バスケットボール)・旗手の鈴木徹氏(陸上走り高跳び)が参加された。また行政からは厚労省・文科省の担当者が同席する。
今回の北京大会では世界中の皆様に勇気と希望を与えた大会となった。しかし金メダル及びメダル総数とも最近の5大会の中で最も低いレベルであったそうだ。理由は世界の障害者スポーツ支援強化でレベル水準が大幅に上がった為といえる。
現在障害者スポーツの支援は厚労省として約2億円しか出ておらず、強化費・遠征費など個人負担で皆苦労されている。専門のコーチや施設の整備など課題は多い。京谷選手や鈴木選手からも世界との比較の中、もっと国としての支援を要望される。
私も愛媛で視覚障害の柔道広瀬選手(今回北京では4位)から自己負担で遠征費など大変な状況で選手達は世界を断念している事をお聞きしていた事などお話し、様々な点を質問し、支援強化の取り組みについて懇談した。
https://www.yamamoto-hiroshi.net/archives/actions/2008/02/14_692.html
公明党は舛添大臣に支援策強化を申し入れて、報奨金支給が北京パラリンピックから始まったが、さらに障害者スポーツの裾野の広い支援と共にスポーツ庁創設めざし取組む事をお約束する。