<これまでの活動記録>
公明党の風間昶参院議員は3日、国会内で、市民のためのがん治療の会の會田昭一郎会長らとともに渡辺孝男厚生労働副大臣(公明党)と会い、内部放射線治療に関する申し入れを行った。古屋範子衆院議員、山本博司参院議員が同席した。
風間氏らは、放射性医薬品「ストロンチウム―89」を用いた治療が、がんの骨転移による疼痛の緩和に有効であることに言及。一方、同治療は放射線治療の一種であり、設備投資や備品購入などの医療施設側の経済的負担が重いことから、「治療可能な医療施設が限定され、患者への治療の機会が著しく制限されている」と指摘。診療報酬上の加算などで改善するよう求めた。
これに対し、渡辺副大臣は「適切に検討していく」と答えた。
(2008年10月4日付 公明新聞より転載)