午前中高知龍馬空港へ。10時30分から医療法人「地潮会」南国中央病院の山本浩志院長・社会福祉法人「ふるさと自然村」山本運営本部長・有料法人「さかわ」板垣統括責任者と介護福祉分野について要望をお聞きする。西原南国市議・比与森香美市議・山本弘志元南国議員OBも同席。


山本院長達と懇談(西原・比与森市議)


「介護従事者の待遇改善・事務作業の軽減・認知症の介護のあり方・医療看護と介護の役割など」様々な角度から現状の課題・要望など意見交換を進める。公明党の地道な取組みに期待が大きい事を痛感。

午後同じ介護現場の香南市の介護老人保健施設「あいの里」・安芸市の「ケアハウス安芸」を訪問する。


雄大な太平洋の景色


安芸市から室戸市へ移動。雄大な太平洋が眼前に広がる。


障害者支援で懇談会


堺室戸市議と共に、障害者保護者の皆様と懇談。要望をお聞きする。
「入所施設から区分が低いと退所しないといけないのか?区分認定・所得保障・就労支援など現在の不安と問題また親亡き後の不安など」皆様の質問のお答えしながら、障害者自立支援法の抜本的見直しの内容・公明党の取組む所得保障や地域支援の施策などお話しする。


室戸ドルフィンセンターの皆様と懇談


その後、室戸ドルフィンセンターを視察。センターはNPO法人ドルフィンプロジェクトが運営している。前田事務局長・植田氏・高知県地域づくり支援課祖父江氏等と懇談する。


かわいいイルカ


「人とイルカが触れ合い、コミュニケーションをとりながら、一緒に楽しむこと」を目指している。同時にアニマルセラピー(動物介在法)の1つイルカセラピーに着目し、発達障害者へのイルカ介在活動プログラムの提供など、地域の活性化や福祉への社会貢献を目的にしている。」


豪快なジャンプ


現在高知大学医学部と協力を得てイルカセラピーの研究も続けている。平成18年度は小1から中3まで14名の自閉症児が参加。FAS(家庭内のストレス環境の評価値)において、有意な改善が見られたという。


イルカとのコミュニケーション


昨年1年間の入場者は2万4千人を超えており、高知県東部地域での大きな集客施設として地域の活性化にも貢献している。
しかし、財政面で苦労しており、賛助会員やスポンサーの支援強化など今後取り組む課題は多い。イルカや馬など動物を介在してのアニマルセラピーが障害者治療に貢献できるように、医学的研究と並行して環境整備の面でも支援を進めていきたい。