本日は愛媛県笹岡代表(県会議員)とともに中予地域の地元企業・団体を訪問。懇談を続ける。
本町にある愛媛県視聴覚福祉センターを視察。湯浅センター所長はじめ、館内にある視覚障害協会・聴覚障害者協会の事務所を訪問。ご挨拶と共に視聴覚障害者支援の要望などお聞きする。
また福祉センター真向かいの愛媛県立松山高等技術専門校を視察。
松山高等技術専門校では職業能力開発法に基づく職業訓練を実施しており、総合建築科・情報システム科のほか、障害者を対象とした販売実務科、OA実務科などで、障害者訓練の拠点校ともなっている。
知的障害者への職業訓練の現場と国のモデル事業である発達障害者への就労支援について見学する。障害者職業訓練プランナーの山脇氏やOA実務科 訓練指導員の濱田さんが説明いただく。
定員20名の販売実務科では知的障害者の方々が1年間の中で、スーパー等の販売実務について、リアルな状況で訓練を実施。既に半分のメンバーが企業に就職を勝ち取っている等大きな成果をあげている。
また本年からスタートした発達障害者のコース(OA実務科)ではパソコンなどの取得など地道な取組みに挑戦している。
その後、徳本校長とも意見交換を進めたが、まだ企業を含めた知的・発達障害者の理解が不足しており、環境整備への努力が必要との事。国や県も含めた障害者就労への支援が必要である事を痛感する。
夕方には松前町にある社会福祉法人「鶴寿会」が運営する特別養護老人ホーム鶴寿荘を訪問。古谷施設長・古川事務長と懇談する。若い人たちが希望を持てるよう、介護従事者の待遇改善に是非取組んで欲しい旨要望される。