朝8時から「障がい者福祉委員会」が開催され、「障害者自立支援法の見直しの検討状況について」厚労省木倉障害福祉部長・藤井課長などからヒアリングをし、坂口元大臣を中心に意見交換を進めた。
障がい福祉サービスなどの事業所の全国の経営実態調査の報告があった。調査は平成20年4月。調査事項は平成19年度の収支状況、従業員数、給与などの調査で、調査対象16,728施設・事業所で回収は12,866施設・事業所。(回収率76.9%)
報告では収支差率が全体が+6.1%、新体系は+5.4%、旧体系が+7%。
障害児施設等が-4.2%。児童ディサービスなども収支差がマイナス。新体系の改善や収支のマイナスの事業の改善など必要である。
従事者の1人当たりの給与(年収)もヘルパーで258万3千円、入所施設の生活支援員が338万5千円と他業種と比べ低く、改善の課題が明らかになった。
引き続き、「社会保障制度調査会・年金制度委員会」で、「社会保証審議会年金部会における議論の中間的な整理について」ヒアリングを実施した。年金制度の将来的な見直しについて意見交換を行う。
午前中は本会議・災害対策特別委員会が開催。委員会では佐藤防災担当大臣から就任の挨拶がある。
午後、愛媛県の社会福祉法人泰斗福祉会 障害者支援施設「かなさんどう」河野仙三館長が事務所に陳情に来訪。障害者自立支援法による新体系から法人がスタート。(本年4月)様々な課題・要望について厚労省の方々と懇談しながらお話しを聞く。
夕方には25日の厚労委員会での質問レクを実施。児童福祉法についての内容について質問の準備を進める