早朝6時過ぎの新幹線で広島へ向う。車中から福山城など見慣れた風景が見える。広島駅前の像のタイトルが「朝」。平和の光・希望を感ずる。1年間の御礼の挨拶まわりを行った後、瀬戸大橋をわたり、香川県高松市へ。
昨日、麻生総理から2009年度予算案が提示された。一般会計総額過去最大の88兆5480億円。世界的な金融、経済危機を受けて1兆円の経済緊急対応予備費を新設する他、中小企業の資金繰り支援、非正規労働者支援など雇用対策を拡充した。麻生総理は『不況脱出へ「大胆な実行予算」で生活を守る』と強調した。
税収は08年度予算比13.9%減の46兆1030億円と大幅減少。財源不足を補う赤字国債は27.7%増の25兆7150億円と5年ぶりに増加した。
一般歳出では、半分を占める社会保障費は24兆8344億円と14%の大幅増が影響し、9.4%増の51兆7310億円。
その中で、3300億円の「重点課題推進枠」(重点化枠)の配分で生活防衛として医師確保・救急医療対策(304億円)・難病対策(76億円)新型インフルエンザ対策(69億円)や非正規労働者の就労支援など社会保障に775億円を重点配分した。
厚生労働委員会でも何度も質問し、陳情を受けた、難病の原因究明治療法の研究のための難病予算が昨年度24億円から4倍増の100億円になった事は大変嬉しいかぎりである。エーラスダンロス症候群・マルファン・ジストニアなど陳情に来られた方々に報告が出来る。明年の予算成立が前提になるが、予算大幅増によって今まで難病指定の対象からもれていた方々の希望が広がる事は間違いない。
この他、障害者福祉事業者の報酬が5.1%上がることになり(予算230億)、介護従事者(3%UP:予算550億)と同じく、待遇改善につながる事も嬉しいニュースである。 これからも皆様の声が政策・予算に反映出来る様全力でがんばってまいりたい。