厚生労働委員会で「高度専門医療に関する研究等を行う独立行政法人に関する法律案(NC法)」の質疑が行われ、50分間の質問を行った。本日で通算30回目の質問となった。
中国・四国地域を廻る中で、ハンセン病療養所(岡山・香川)やエーラスダンロス症候群(広島)ジストニア(香川)の難病・肝炎患者の方々の要望を質問する。以下質問項目。(詳細は国会報告を参照ください)
【NC法について】
・NC法の趣旨・目的
・ナショナルセンター(NC)の財政面・人材面の措置
・医療に均てん化対策
・医師不足・地域偏在解消対策
【難病対策について】
・難病対策の大臣の決意
・NCでの難病研究
・研究事業の対象となっていない疾患の対応
【ハンセン病問題の解決】
・大島青松園の居住整備計画の進捗状況
・ハンセン病療養所の将来構想・地域開放について
【肝炎総合対策】
・インターフェロン治療の実績
・拠点病院の整備と医療費助成制度の周知徹底
・事業者への理解を得るための施策
・ペグインターフェロンとリバビリンの併用療法の医療費助成期間の延長
・肝炎研究7ヵ年戦略
・肝炎・免疫研究センターの今後の取組み等
質疑が終わり、採決となり、自民・公明・民主賛成多数で可決された。
17時から与党原爆被爆者対策に関するPTが開催され、長崎県・市関係者から要望をお聞きする。「長崎県の被爆体験者精神調査研究事業において、除外されている2858人に対して、被爆体験の有無に係わらず、被爆体験に基づく不安を抱きながら、要医療性の精神疾患に悩んでいる者は、本事業に該当する者としてほしい」等の要望である。政治判断として前向きに対応する必要があり、早期の解決めざし取組んでまいりたい。
本日は私の誕生日。夜久し振りに家族団欒の食事をとりながらくつろいだひと時を過ごした。家族の支えがあってこそ、思う存分の活動が出来る。本当に心から感謝である。