今回は日中青少年交流年の中国側閉幕式に参加。ちなみに開会式は日本で開催された。
日本側代表団は最高顧問 福田前総理・総団長高村前外務大臣。副団長橋本外務副大臣・谷野(財)日中友好会館副会長・国会議員超党派10名・高校生504名・大学生224名・経済界・教育界・地方自治体・友好団体・記者など115名など総勢1008名である。(写真が後日になる部分もあります)
【初日 12月20日(土) 北京】
早朝成田空港から9時の便で中国国際空港へ。時差1時間。到着が12時過ぎ。約4時間の飛行時間で到着。
気温は氷点下で外は寒い。そのまま閉幕式会場の北京航空航天大学体育館へ。空港から45分。途中北京オリンピック開催の鳥の巣球場を通過。街中が近代化し、高層ビルと車で一昔前の中国ではない事にびっくり。
《温家宝総理との会見》
14時30分過ぎから福田前総理と温家宝総理との会見に国会議員団として同席。約30分近く中日友好の対話が続く。
《「中日青少年友好交流年」閉幕式》
15時から中国1000名・日本1008名、合計2008名の参加者で「中日青少年交流年」閉幕式が盛大に開催された。
はじめに中国側を代表して陸昊共青団中央委員会書記処第一書記の挨拶。日本側から高村日本青少年友好使者代表総団長の挨拶と続く。
貴賓席には温家宝総理・福田前総理が拍手で応える。
日本と中国交互の催しが18発表された。
日本側の大阪府立芥川高校のダイナミックな「和太鼓」の演奏。
中国側の少林寺の武術パフォーマンスの迫力。また見る人をうならせた顔がどんどん変わる「変面」のダンス。ユーモアあふれる影絵。など中国の芸の深さには感嘆。
途中日本アニメ文化大使のドラえもんの登場など趣向を凝らす内容で、2時間があっという間に過ぎる。全員のフィナーレで終了した。
閉幕レセプション会場の人民大会堂北京庁大宴会庁へ。車で移動。
人民大会堂に入る。階段の絨毯など、スケールの大きさと荘厳さにびっくりする。会見前の控室で待機。1つ1つの部屋がすごい。高村前外務大臣と懇談。
会見に参加する中国側の北京オリンピック女子ダイビングで2つの金メダルをとった郭晶晶さんと懇談・写真をとる。3メートル板飛び込みとシンクロナイズの板飛び込みで中国の飛び込みの女王として大変有名。
《王兆国全人代副委員長との会見》
18時25分 記念撮影
18時30分 王兆国全人代副代表と福田前総理会見(国会議員も同席)
約30分近く、なごやかに懇談。
《2008中日青少年友好交流年》閉幕招待会
19時 閉幕招待会
挨拶 王兆国全人代副委員長 ・福田前総理
胡 錦濤国家主席の拓本授与。
レセプション
レセプションの隣の席が北京オリンピックで初の金メダル1号をとった女子重量上げ48キロ級選手の陳燮霞さん。当時の新聞記事には「1回目でトータル200キロの大台に軽々と乗せ、最後の試技で五輪新の花も添えた。6月に左脚を痛めたが「決してあきらめなかった」。心身両面で充実した25歳が母国に歓喜をもたらした。」とある。あの細い体にどこにそんな力があると思うが、普段の努力をかかさず挑戦されているそうだ。1流の人のすごさを痛感。
王兆国全人代副委員長や陸昊第一書記など中国側要人の方お一人お一人と会話。どの方からも公明党創立者の話題が。創立者が1968年に日中国交正常化提言をされて40年目の2008年。「日中友好は百年の計です。若い人達が交流し、理解しなければ本当の友好は築けません」との創立者の言葉が本年5000名近くの中日の青少年の交流が実現された事に深く実感する。
大勢の方々とかけがえのない一時を持たせて頂き本当に感謝する。
21時 終了