寝台サンライズ瀬戸号が朝7時8分に東京駅に到着。約10時間弱の長旅となった。
本日は国会で参議院本会議で代表質問が終日行われた。公明党から白浜参議院会長が質問に立つ。
1.景気・経済対策 2.安全・安心社会の構築について 3.食の安全について
4.税金のムダゼロの取組み 5.地域活性化 6.環境問題 7.平和・外交
8.国会議員の歳費削減と定数削減などの内容の質問。
麻生総理大臣・斉藤環境大臣等から明快な答弁があった。
本会議終了後、三鷹市のNPO法人なかよし会「なかよし教室」を見学。公明党から高木美智代障がい福祉委員会委員長・地元三鷹市から緒方副議長・川原市議が参加された。
障がい児の放課後活動の目的は
①障がいのある子ども(小学校から高校生まで)の成長・発達を支援する
②保護者の就労を支援する
③保護者のレスパイトを実現する 等である。
全国的には障がいのある子どもの放課後活動は十分な対応策がとられていない現状である。昨日の今治市での親の会の方の要望もそうであった。「必要な時に利用できない。利用できる回数・時間が少ない。送迎や経済的負担が大きい」といった課題もある。
その中でも東京等は単独施策(通所訓練事業など)として自治体の支援がなされている地域もあり、今回訪問した三鷹市もその1つである。
三鷹市「なかよし教室」では在籍35名。学齢期(小学生から高校生)の障がい児のための充実した放課後活動が実践されている。1日平均通所16人。毎年4月には4-6名程度受入れているがニーズが多く、特に中学生・高校生が多く、これ以上受けて止める事ができないとの話しである。利用者在籍校は調布特別支援学級・府中朝日・府中特別支援学校などで、おやつ作りや公園遊びなどの活動を行なっている。
その日も子ども達とおやつ作りを通じた活動が皆さんで楽しそうにされていた。
藤嶋理事長は11年「なかよし教室」にかかわり、行政などの連携によって懸命な努力で運営されており、本当に頭が下がる思いである。
今後、国として放課後型のディサービスが新たに充実した制度化が必要となる。そのさい、自治体で行っている支援よりも補助金など下がるようだと「なかよし教室」も運営が大変となる。こうした制度とのすきまの改善策も必要となる。
「障がい児の放課後活動について」今後十分な検討が必要となる。今回の視察を十分いかしてまいりたい。