午前中、労働政策委員会が開催され、「労働者派遣法の見直しについて」関連3団体(日本経団連・人材派遣協会・連合)からからヒアリングを実施した。
日本経団連 川本常務理事・ 日本人材派遣協会 鎌田会長・連合の総合労働局長谷川局長の3団体。
下記の論点で様々なご意見・要望・提言をいただく。
・派遣先・派遣元の労働者保護の強化
・雇用保険の機能強化
・雇用保険以外での対応(住宅・生活支援、再就職支援、雇用調整助成金の拡充などの雇用維持)
・派遣労働法制の見直し(製造業における登録型派遣の禁止を含む規制強化、請負業と派遣業)
セーフティネットの対策がどこまで取られるのか?ハローワークのカウセリングの大切さ、能力・訓練期間の長期対応策等、大変貴重なご意見をいただく。
夕方政調全体会議の後「社会保険制度調査会、年金制度調査会」で「年金記録問題の取り組み状況について」厚労省からヒアリングを受け意見交換。
夜は赤十字国際委員会駐日事務所開設記念レセプションに参加。国際機関赤十字国際委員会(ICRC)は本部がジュネーブで、世界各地の紛争地で市民の支援と保護にあたる。1863年創設。「公平、中立、独立」を掲げて人道支援を展開されており、日本に事務所がおかれるのは60年ぶりという。
駐日事務所長に31歳の長嶺義宣氏・ICRC事業責任者のピエール・ヘレンビュール氏・JIKA緒方貞子理事長・明石康元国連事務局長・日本赤十字近衛忠てる社長から挨拶がある。大勢の政界・財界・外交官などの方々がお祝いに集われており、交流を深める一時となった。