特急しまんと号で高松から高知県へ。本日日曜日は高知市内で日曜市が盛大に行われている。公明党恒例の日曜市での街頭演説会を実施した。
池脇県代表(高知県議)・高橋市議と共に、「公明党の経済対策・定額給付金の生活者支援・妊婦検診14回無料の子育て支援・高速道路大幅値下げなど」を訴える。大勢の買い物客から手を振っての声援をいただく。
その後、「保育の課題と今後について」池脇県代表と共に、四国の保育園関係者との意見交換会に参加。参加者は、高知県からうしお保育園(岡村理事長)・春野乳幼児保育園(西岡園長)・葛島保育園(林園長)・丑之助学園(西口園長)、愛媛県からこひつじ園(森園長)、香川県からくれよん保育園(友枝園長)などの皆様が集われた。
ちょうど2007年11月にはじめて、認可外保育園の現状をお聞きして以来、取組みを開始。 まったく無認可には財政的支援がない事実。また認可外保育園が認定こども園 (地方裁量型)をとっても、他の認定こども園の支援が受けれない課題をお聞きした。
また地方裁量型以外の認定こども園(幼保連携型・幼稚園型・保育所型)は安心こども基金(1000億円)として保育所施設整備費などで活用が可能となっていたが、地方裁量型はこの基金が使えない事でも地方裁量型の認定こども園の15園など認可外保育園で頑張られている方々の不満と財政支援の要望が強く出ていた背景である。
昨年厚生労働委員会での質問・厚生省への陳情(渡辺副大臣)・公明党部会でのヒアリングなど打開策を党を挙げて進めてきた結果、今回総務省として地方裁量型認定こども園への財政措置(特別地方交付税)がとられる事が決定した。
また2月6日の衆議院予算委員会で江田衆議院議員が質問をして桝添大臣から無認可保育園支援についての前向きな答弁もあった。この事をお伝えすると共にこれからその予算獲得への取組みや次世代育成支援の取組みについて政府の考え方と公明党の取組みについてお話し、要望などお聞きする。
大きく前進したことに対して皆様から喜んでいただく。今後、地方裁量型認定こども園の春野乳幼児保育園やこひつじ園が具体的な助成が受けられるように公明党県議と連携をとり、進めてまいりたい。
さらに今後の認可外保育園の支援への要望書をいただく。
内容は認可外保育園でも監査を受け、「保育施設施設指導監督基準を満たす園」には国としての財政的支援(措置費・運営費・援護費・設備費など)を進めて欲しい内容である。認可外保育園は1万ヶ所あるが、「保育施設施設指導監督基準を満たす園」は四国でも数十箇所に限定をされる。認可外全体の助成が難しい状況であれば、監査基準をクリアした園に対しての助成をとの要望について、今後厚労省など国への陳情もふくめ支援する事を約束する。
夜は高松に戻り、青年達と懇談を進める。