午前中、都内の介護事業者を訪問。介護報酬改定への4月からの実施にさいし、現状と要望等をお聞きする。今回の改定で4.2%-6.8%売上げがUPされる見込みだが、特定加算部分は管理コスト・事務作業などもかかるため、未確定な要素も多く、厚労省からのガイドが待たれている。今後医療と介護の問題や若い人が安心して従事できる環境整備がさらに求められる。


青葉台西郷山公園の桜

午後からは障害者就労センターや授産施設を訪問する。

目黒区青葉台にある「NPO法人目黒障害者就労支援センター」を公明党斉藤やすひろさんと地元石橋区議と視察。理事長に案内いただき、懇談を進める。


就労支援センターの「Green Cafe 西郷山」

就労支援センターでは目黒区からの受託で「あいアイ館」の清掃作業、就労訓練の場として喫茶部として「Green Cafe 西郷山」と八雲の2箇所を営業。また清掃作業等を運営している。知的障がい者中心に90名ちかいメンバーを支援員などが応援して就労の道筋をつける努力をされており感銘を受ける。


しいの実社前(斉藤さんと)


野村理事長と懇談

また目黒本町にある社会福祉法人「もえぎの会」運営の知的障害者通所授産施設「しいの実社」も訪問。野村理事長・渡辺施設長の案内で施設内を案内いただく。

「もえぎの会」は目黒区立五本木小学校ゆりのき学級に通う自閉症児の親たちが、「我が子の幸せは自分たちの手で創り上げていく」という自助自立の精神で法人設立を実現し、現在にいたっている。


障がい者が作ったクラフト


織物工房


定員40名。授産種目はクッキー・製パンなどのフードファクトリー・マフラーなどの手織り製品などの織物工房・押し花はし袋のクラフト等である。若いスタッフの方々が溌剌と仕事をされており、活気がある。新体系に3月より移行のため、学芸大学店(パン販売)もオープン。ケアホーム「沙羅の家」も開設し、障がい者の住居・就労などの支援充実に前向きに取組む姿に心うたれる。

工賃の倍増・安心して住めるグループホーム・地域の理解・所得保障・区分認定など等様々な要望をお聞きする。与党の障害者自立支援法見直しのPTのメンバーとして取組んできた事など説明し、今後とも区・都・国の連携で障がい者施策の充実を進める事をお約束する。

夜はアパレル業の経営者ご夫妻宅を訪問。経済の厳しい状況で、弱者の側に立つ公明党の頑張りを要望される。