朝8時過ぎから高松駅での街頭演説からスタート。月曜日で通勤客が大勢信号の横断歩道前で耳を傾けていただく。
徳島に移動。(社団法人)全国社会保険協会連合会「健康保険 鳴門病院」を長尾県代表(徳島県議)と共に視察・意見交換を進める。
増田院長・山本事務局長等から現状と下記2項目の要望をお聞きする。
1.地域医療になくてはならない役割を果たしている健康保険鳴門病院を救急医療・周産期医療・災害医療などの政策医療を担う、公的病院として存続させていただきたい
*救急医療は年間2000人(1日平均6人)・周産期医療(分娩数316人)は徳島県で3番目。
2.RFOに出資され、マスコミによる廃止・売却等と報じられたことにより、職員をはじめ患者や住民の方々に不安が拡大してきております。また大学医学部からの医師派遣や職員採用、研修医や看護学校入試応募者にも影響が出てきておりますので、速やかな経営主体の確定をお願いしたい。
*今年度の研修医は0。(毎年4人前後来ていた研修医3人がキャンセル)
鳴門病院は鳴門市とその周辺・香川県東部・兵庫県南淡地区をあわせ10数万人の医療を担い地域では2次救急医療の多くに対応しており、小児病床は鳴門病院しかなく、地域医療の中核を担っている。
公的病院としての存続を求める要望に対して、公明党として舛添大臣に2月26日に申し入れした事などお話しする。厚生労働委員会の中でも地域の医療拠点を守るために、社会保険病院や厚生年金病院について早急に将来像を示すよう質問などで働きかけをする事などお約束する。
午後からは高松市に移動。香川県労働局塚田局長・木原職業安定部長などから香川県の雇用状況の説明を受ける。
その後、ハローワーク高松(堀内所長)・しごとプラザ高松を視察。現場の状況をお聞きする。大勢の方々で混雑しており、地方でも景気減速で職を求める人が急増している事が実感できた。急増による影響として相談時間が短くなり決め細やかな対応をするには、ハローワークの人員体制強化の必要性も痛感する。
夕方には社会福祉法人「香川こだま学園」を視察。漆原園長と懇談。難聴児24名・知的障害児57名合計81名の児童が通う通園療育事業を運営されている。
21名の職員は社会福祉士や言語聴覚士など有資格者が多く、増えていく発達障害児の対応などきめ細やかな療育を実施している。今回補正予算の障害福祉従事者の待遇改善で5.1%の報酬アップは大変喜ばれており、さらなる改善を進めてまいりたい。
夜は自民党衆議院議員「平井たくやと語る夕べ」に出席し挨拶。与党勝利へのエールをおくる。終了後すぐ寝台車サンライズ瀬戸号に飛び乗り東京にむかう。