午前中、雨が降っていたが午後から陽が射し始め天気に。目黒区のスポーツ・障害者関係の方々と交流を深める日となった。
(社団法人)日本空手協会目黒支部瀬戸塾主催の「目黒地区空手道選手権大会」が盛大に開催された。斉藤やすひろさん(公明党東京都本部政策局次長)と共に来賓として参加する。師範である瀬戸謙介先生とは十数年来の交流があり、教育・社会貢献に全力投球されている生き方に大変尊敬と共感を感ずる方である。
瀬戸塾30周年を迎え、橋本佐内「啓発録」にちなみ、今大会より立志式も行うとの事で見学させていただく。立志式とは戦国時代に成人式として行われた元服の儀式の事であるが、「瀬戸塾の立志式」はそれを習い、満14歳(中学2年生)男女9人が志を立て全員の前で決意を発表した。9人がそれぞれ清清しい決意を述べる姿に、心が洗われる思いとなった。
その後、きびきびとした演武が披露され、空手道の深さを痛感する。こども達の心身の鍛錬にいかにスポーツが大事なのか。改めて実感した。
その後、NPO法人「たんぽぽの会」を視察。「たんぽぽの会」倉橋理事長から説明を受けながら懇談を進める。
「たんぽぽの会」は知的障がい者(児)の移動支援事業・居宅サービス・ケアホーム運営また区の委託事業としてショートスティ・緊急一時保護・ひとり親家庭ホームヘルプであり知的障がい者(児)と家族の生きがいを支援している。
部屋には利用している障がい児が楽しく遊んでいた。昔はレスパイト制度が一般化しておらず、親が子どもを自由にあずける場所もなく、私も障がいの娘をかかえ悩んでいた頃と比べると格段の差がある。倉橋理事長達が10年前にNPO法人として立ち上げ、大勢の障がいをもつ親の方々にとっての光明となっている。
職員やスタッフの方とも懇談。福祉従事者の皆さんの待遇改善などの要望を受ける。今回報酬改定を介護分野は3%・障害者福祉は5.1%UPした事を報告し、さらなる.改善を約束する。