ゴールデンウィークのスタートはあいにくの雨。朝、高松駅前にて恒例の街頭演説。新経済対策を中心に訴える。手を振っての声援をいただき、元気が増す。
午後、香川県立聾学校(六車校長)と社会福祉法人「こだま学園」(村尾理事長)を訪問。どちらも聴覚障がい児教育を推進している。本日は聴覚障がい者向け「臭気発生装置」の贈呈式の立会人として、平井たくや衆議院議員と共に参加する。
「においで火災を知らせる臭気発生装置」は世界初。これまで耳の聞こえない方向けの火災警報器は光や振動、文字情報であったが、気づきにくいなどの不安の声があり、特に熟睡時の対応が難しいなどの課題が多かった。
今回(株)シームスとエア・ウォータ防災(株)の2社が開発。今回、(株)シームス(田島取締役)から香川県立聾学校、こだま学園に寄贈された。
鼻にツーンとくる独特のわさびのにおい。就寝時でも約1-2分で目覚めるというが、本当にすごい。
聾学校では36名の生徒が勉学に励み、10名が寄宿生活を進めている。部屋と教室・廊下に設置される。六車校長からも御礼の謝辞が。また親の会のPTAの方々も安心の声も聞かれた。
また六車校長とは聴覚障がい児教育について課題・要望などお聞きする。国の政策など反映できるよう取組んでまいりたい。
「こだま学園」では村尾理事長に贈呈。漆原園長からも謝辞がある。2度目の訪問の学園。今提出している補正予算で福祉従事者の方々の待遇改善に1070億円計上しているが、さらに取組む事を決意する。
14時30分からさぬき市江村市議と共に難病でご苦労されている方の入院先を訪問。今回の補正予算(29億円)で、医療費助成で11疾病の難病の支援が決定したがその該当の方。慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP)を1年前に発症。治療費が月約15万。生活費などこれからどうしようと思っていた時にCIDPが医療費助成の対象になった事を知り、本当にうれしくなったそうだ。ただ本当に補正予算がいつ成立するのか?現在働いている職場や今後の生活への不安などお聞きする。難病支援に全力で取組む事を約束する。
夕方からは野口市議と製造業・サービス業・流通業などの地元企業を回り、新経済対策や要望等お聞きしながら訪問対話活動を進める。