雨の降りしきる1日。午前中から伊予市を中心に回る。
社会福祉法人「中山梅寿会」・総合福祉施設「なかやま幸梅園」を視察。木村県議・伊予市青野市議・松山市小林市議が同行。
重見施設長と懇談・要望などお聞きする。
4月からの介護報酬については、特別加算などまだ不十分である事。特に施設の職員従事者の待遇改善UP特に調理師など直接の介護職でない方達も給与などの待遇改善につなげてほしい要望を受ける。
高齢者の方にとって食べやすいソフト食についてもお聞きする。トマト・ナス・肉・お吸い物など通常の食事とソフト食を食べ比べる。まったく味が変わらない事にびっくり。手間も倍かけながら、高齢者にやさしい食事を心がける。
その他、訪問リハビリを特別養護老人ホームに認めてほしい事や過疎地域での在宅介護支援センターのあり方、報酬上昇は利用者のサービス限度額の上限のハードルがあるため、サービスの質が落ちてしまう等、ご意見・改善要望をいただく。
介護従事者のさらなる待遇改善など、今公明党を中心に与党で検討し、補正予算に積み上げる事もお話し、本日の要望反映に取組む事をお約束する。
午後は東温市に移動。坊ちゃん劇場のオープン第4作ミュージカル「鶴姫伝説」のお披露目公演を鑑賞。しまなみ海道10周年記念作品でもある。
物語は今から440年前の戦国時代。主人公の鶴姫はしまなみ海道の大三島に鎮座する大山祇神社の大宮司の娘。周防(現在の山口県)の大内氏が勢力を広げ、瀬戸内海制圧に乗りだしてきて戦乱に。
「ときは戦国、瀬戸内海。戦乱の連鎖を立ち上がった姫がいた」とのフレーズにあるように瀬戸内海のジャンヌ・ダルク「鶴姫」に焦点があてられている。
100分間。ロマンあり、感動ありとあっという間の時間のように思えた。平和をメーセージにすばらしいミュージカルで感激する。
脚本をてがけた高橋知伽江氏は「このミュージカルは現代の視点から魅力的で新しい鶴姫像に挑戦。龍神から託された使命、瀬戸内海への慈しみ、かけがいのない友情、純粋な恋、そして平和への祈りーこれは今の私たちの心に訴えかける強くて清らかな愛の物語です」とのメーセージに見るように様々な思いを伝えてくれる。
公演終了後、出演者を交えてのレセプションもあり、来賓として感想を含め、挨拶をさせていただく。
広島からも大勢の財界・マスコミの方々も来られ、愛媛(伊予)と広島(安芸)の交流も図られ、芸術・文化交流の大切さを痛感する。大勢の方達が愛媛を訪れ鶴姫伝説を見て、地域の活性化につながる事を祈る。