午前中、介護保険制度改革委員会が開催され、「在宅における医療・介護の提供体制について」医療法人(天翁会)天本宏理事長から講演があり、意見交換を進めた。
・高齢者医療の課題としては
①病院中心の施設偏重施策で集団的・画一的
②医療と介護の分業がうまくいっていない
③終の棲家になりうる住宅政策の視点がない等
・今後の対策・提案としては
①低所得高齢者の抜本的な対策見直し
②高齢者用住宅の推進(国交省)
③新たな地域包括ケアシステムの構築(厚労省)等、貴重な内容の話しをうかがう。
午後、与党原爆者対策PTを行い、最初に日本原水爆被害者団体協議会(被団協)や全国原告団・弁護団の代表の方から要望・申し入れを聞き、その後PTメンバーで討議を進めた。
原告団救済による訴訟の全面解決に向け、与党のPTとしての方向を決めた。集団訴訟の提訴以来すでに67名の原告の方が亡くなっており、病弱な被爆者にとって裁判を重ねる時間もない現実をしっかりと見据え、被爆者救済の精神で全面解決めざし、取組んでまいりたい。
夕方には内閣部会・厚生労働部会合同会議で「障害者白書・高齢者白書・男女共同参画白書」について各省庁から説明があった。大事なテーマであり、白書に盛り込まれる内容について質問をしながら、確認をする。