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短時間勤務制度導入や介護のための短期休暇制度創設などを盛り込んだ育児介護休業法改正案が23日の参院厚生労働委員会で全会一致で可決した。採決に先立ち行われた質疑で、公明党の山本博司氏は白内障対策として多焦点眼内レンズへの保険適用を訴えた。
山本氏は高齢者の間で白内障手術が普及する一方で、挿入する多くの眼内レンズは一点にピントが合う単焦点眼内レンズのために手術後も老眼鏡などの眼鏡が必要になる点を指摘。その上で、遠近両用めがねと同様のはたらきがある多焦点眼内レンズを挿入すれば「眼鏡に依存しない生活が可能になる」とし、現在は高額な診療費用がかかる多焦点眼内レンズへの早期の保険適用を強く求めた。
厚労省の水田邦雄保険局長は今秋の診療報酬改正時に導入の是非を検討する意向を示した。
(2009年6月24日付 公明新聞より転載)