厚生労働委員会で臓器移植法案の審議が行われた。
午前・午後とも下記参考人の方々から意見聴取の後、質疑を進める。
(午前)
・日本弁護士連合会人権擁護委員会委員 加藤高志氏
・昭和大学医学部救急医学教授・日本救急医学会理事 有賀 徹氏
・社団法人日本医師会常任理事 木下勝之氏
・臓器移植患者団体連絡会代表幹事・NPO法人日本移植者協議会理事長 大久保通方氏
「今までの現行法の第6条2項「臓器を提供する限り人の死とする」を削除したA案では、家族の希望とは関係なく、治療を中止したり、人口呼吸器をはずしたりする医師が出てくる恐れはないのか?」との質問を医療関係者の有賀氏と木下氏に聞く。
(午後)
・日本移植学会理事長 寺岡 慧氏
・社団法人日本小児科学会会長 横田俊平氏
・日本移植コーディネーター協議会副会長 篠崎尚史氏
・作家/評論家 柳田邦男氏
「小児脳死判定について虐待を受けた小児の判別が出来るのか?
無呼吸テストなど負荷の高い法的脳死判定が患者の死を早める事はないのか?」について寺岡氏・横田氏に質問をする。
死とは何か?どう死と向かい合うのか?等など約4時間を越える参考人の方々からの貴重な意見に大変感銘を受けた。重いテーマだけに様々な方々から意見を聞き、慎重に判断をしてまいりたい。
「手をつなぐ育成会」や高松市山田市議夫妻など事務所に来訪。夕方から支援拡大へ都内をまわる。